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研究活動

研究プロジェクト

筑波大学におけるEMの試行的実施に関する研究

1 スタッフ紹介

リーダー
コ永保(大学研究センター)
メンバー
佐藤忍、宮本定明、野村港二(教育企画室)、島田康行(アドミッションセンター)、羽染宗昌(教育推進部)加藤毅、佐野享子、田中正弘、稲永由紀(大学研究センター)、 入試課係長、教育推進課係長、就職課係長、学生生活課係長
協力組織
教育イニシアティブ機構、アドミッションセンター、教養教育機構、障害学生支援室、学生生活支援室、キャリア支援室、全学学類・専門学群代表者会議

2 趣旨

日本の大学は、学生の学習成果を可視化し、その成果を学生の主体的な学びを通して最大化することを求められている(中央教育審議会「学士課程教育の構築に向けて」、平成20年3月25日)。言い換えると、大学は入学を希望する高校生を適切に選抜し、入学者の「学びの転換」(答えのある課題の解答方法を教員に教わることから、答えのない課題を見つけ、最適解を導く方法を自ら探すことへの転換)を、円滑にし、そして、彼らの学習成果を最大化することにより、望ましい就職・進学へと誘う責務を有する。従って、学生の入学前から卒業後までの学びの現状をIRなどの調査で正確に把握し、彼らの学びをマネジメントできなければならない。この仕組みを「エンロールメント・マネジメント」(Enrolmennt Maneagement:EM)と呼ぶ。
本研究の目的は、筑波大学においてEMを試行的に実施することで、学生の学びの現状の把握に努めることである。そして、この研究活動の成果として、必要な情報が欠落しているようであれば、その情報の収集方法を提案したり、既に蓄積されている情報が死蔵されているようであれば、その活用のあり方を指摘したりしたい。また、これらの情報が、本学の基本構想で提唱された教育改革の成果を示す論拠として活用される方法を探求したい。具体的には、例えば、大括り入試やグローバル入試などの導入計画を踏まえて、入試区分ごとの学生の学習成果(Generic Skillsを含む)を測定できるように整えておくことで、入試区分ごとに異なる学習支援のあり方を、証拠に基づいて議論できるようにしたい。

3 実施期間

2016年4月〜2020年3月

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